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片付けなきゃいけない部屋、溜まった領収書、送らなきゃいけない気乗りしない連絡を前に、重い体を引きずるように椅子に座り、ため息をつく。 「やらなきゃいけないのは痛いほど分かってる。でも、どうしても体が動かない…」 もしあなたがそんなふうに自分を責めているなら、動けない原因はあなたの意志が弱いからでも、やる気が足りないからでもありません。 実は、 人間の脳は放っておくと「やりたくない理由」ばかりを自動生成する仕様になっている からです。 福原です、 日々の仕事や家事、人間関係の中で、「本当は今すぐ手をつけなきゃいけないのに、どうしても気が乗らないこと」ってありますよね。 掃除、洗濯、会社の事務連絡、気が進まないお出かけ、面倒な手続き……。 「よし、やるぞ!」と気合いを入れようとすればするほど、体が鉛のように重くなり、気づけばスマホを開いて別のことを眺めていたり、机の上をぼんやり見つめて時間が過ぎてしまったりする。 そして夜、ベッドに入ってから、 真面目で優しい人ほど、この「自分責めのループ」にハマって深く傷ついてしまいます。 ですが、安心してください。あなたは決して怠けているわけではありません。 今回は、頭の中に渦巻く重たいブレーキを一瞬で外し、嫌でたまらなかったタスクが嘘のように軽くなってスッと体が動き出す 「思考の整理法」 をお伝えします。 やる気が出ないのは、あなたの心が怠けているからではない「やりたくない」と感じているとき、私たちの頭の中では一体何が起きているのでしょうか。 多くの人は「やる気が出ないから動けないんだ」「モチベーションを高めなきゃ」と考えがちです。 しかし、認知科学や脳の仕組みから見ると、これは完全に逆です。 やる気がないから動けないのではなく、 脳が「やりたくない理由」でパンクしているから動けない のです。 脳は放っておくと「やりたくない理由」ばかり自動生成する人間の脳には、太古の昔から受け継がれてきた強力な防衛本能が備わっています。 未知の行動やエネルギーを消費する行動に対して、脳はまず「危険はないか?」「損をしないか?」と警戒アラートを鳴らします。 例えば、「ちょっと気まずい知人に連絡をする」というタスクがあったとします。 ・「返信が遅いと怒られるかもしれない」 このように、頼んでもいないのに「やりたくない理由」が次から次へと滝のように湧き出てきますよね。 そして恐ろしいことに、私たちはその脳内の妄想を 「あたかも今リアルに起きている現実」 のように錯覚してしまいます。 デメリットという名のブレーキを全力で踏み込みながら、「さあ走れ!」とアクセルを踏もうとしているようなものです。 「やったら起きる良いこと」のスペースがゼロになっているさらに問題なのは、脳が「やりたくない理由」でいっぱいになっているとき、 「それをやったら起きる良いこと」を考えるスペースが完全にゼロになっている ということです。 本当は、その連絡をパッと済ませてしまえば、 ・「ずっと喉につかえていた小骨が取れたようにスッキリする」 といった素晴らしいメリットがたくさん待っているはずです。 しかし、ネガティブ脳の暴走状態にあるときは、そうした前向きな未来が視界から完全に消え去っています。 かつての私も、机の前で何時間もフリーズしていました偉そうなことをお話ししている私自身、かつては先延ばしと自責の常習犯でした。 やらなきゃいけない書類作成やメールの返信を前にして、 「夕方までには終わらせよう」と思っていたのに、気づけば外は真っ暗。 そのときの私は、「もっと気合いを入れなきゃ」「モチベーション管理の本を読まなきゃ」と、意志の力で自分を奮い立たせようとしていたのです。 「意志の力」で動こうとするほど、ブレーキは強く踏まれるですが、意志の力で無理やり体を動かそうとするのは、一番やってはいけないアプローチです。 なぜなら、「やりたくない」と叫んでいる脳の防衛本能を、力づくでねじ伏せようとすることだからです。 ここで必要なのは、気合いのアクセルを踏むことではありません。 それに気づいてから、私の行動のハードルは劇的に下がりました。 1枚の紙でブレーキを外す「3ステップ思考整理ワーク」このワークに必要なのは、紙1枚とペン1本だけです。 今、あなたが「やりたくないな」「腰が重いな」と感じているタスクを1つ思い浮かべて、試してみてください。 ステップ1:やることで起きる「メリット」を無理やり3つ書き出すまず、紙の左側に「やりたくないタスク」を書きます そしてその横に、 「それをやり終えたら起きるメリット」を、無理やりにでも3つ以上 書き出してください。 「やりたくないことのメリットなんて思い浮かばないよ」と思うかもしれません。 ・「部屋が片付いて、深呼吸したときに空気が美味しく感じる」 こうして紙の上に書き出すことで、ネガティブ一色に染まっていた脳のスクリーンに、 「あ、やったらこんないいことがあるんだ」という光 が強制的に差し込みます。 ステップ2:「本当に起きるか?」とツッコミを入れ、妄想を横線で消す次に、あなたが「やりたくない」「嫌だな」と感じているデメリット(理由)を、紙の右側に書き出してみます。 ・「時間がかかって途中で嫌になりそう」 書き出したら、その1つひとつのデメリットをじっと眺めて、心の中でこうツッコミを入れてみてください。 「……で、それって『本当に』起きるのか?」 冷静に考えてみてください。 大抵の場合、答えは 「いや、実際にはそこまでひどいことにはならないな」 です。 「起きない」と分かったデメリットには、 ペンでスーッと横線を引いて消してしまいましょう 。 目に見える形で紙から消去すると、脳は「あ、これは心配しなくていいんだ」と安心し、胸の奥のモヤモヤがサーッと引いていきます。 ステップ3:残ったリスクには「人に聞く・AIに相談する」と1行添える横線を引いても、どうしても「これは現実に起きるかもしれないな」と残るデメリットもあるかもしれません。 その場合は、そのデメリットの横に、 たった1行だけ「仮の解決策」 をメモしておきます。 ここで立派な解決策を書く必要はまったくありません。 これだけで十分です。 脳が一番怖がっているのは、「問題が起きること」ではなく、 「問題が起きたときに対処法が分からず手詰まりになること」 です。 紙の上を眺めてみてください。 この状態を作った瞬間、あなたの心身にかかっていた重たいブレーキはスルスルと外れ、 思考が整っても身体が重いときは、無意識から整えてあげる今回ご紹介した「3ステップ思考整理法」は、目の前のタスクに対する心理的ハードルを劇的に下げる、極めて即効性の高いワークです。 思考を整理しても動けないなら、原因は「自律神経の緊張」にあるしかし、もしあなたが、 「紙に書いてメリットが分かっても、やっぱり身体がズーンと重くて動かない」 と感じているなら、それは思考の問題ではなく、 「身体(無意識・自律神経)のブレーキ」が深く固まっているサイン です。 長年のストレスやプレッシャーにさらされ続けてきた身体は、あなたが意識していなくても、常に「戦闘モード」でガチガチに力が入っています。 そんなときは、頭で頑張ろうとするのをやめて、 身体と無意識の緊張を直接ほどいてあげるアプローチ が必要になります。 3分で「自然と動ける自分」へ戻す『輝きのコンディション術』もしあなたが、頑張るのをやめて、もっと流れるように自然体で行動できるようになりたいなら、私が体系化したオンライン講座 『輝きのコンディション術』 を覗いてみてください。 この講座では、気功技術を活用して、 「わずか3分で心身のブレーキを外し、自然と動けるコンディションをつくる」 ための具体的な手順をお伝えしています。 ・頭の中の焦りとフリーズを一瞬で解除する「輝くリラックステクニック」 さらに講座では、流しておくだけで脳と身体の緊張を深部からほどいていく 「専用の気功音源」 もお届けしています。 意志の力で自分を奮い立たせる修行のような日々は、もう終わりにしましょう。 まとめ「やりたくない」と思ってしまう自分を、どうか責めないでください。 ・動けないのは意志が弱いからではなく、脳の防衛本能のせい まずは今日、ずっと気になっていた小さなタスクを1つ選んで、裏紙に「やったら起きるメリット3つ」を書き出すことから始めてみてください。 あなたが重荷を下ろし、軽やかに、自分らしい毎日を歩み出せることをいつも心から応援しています。 ▼わずか3分で「自然と動ける自分」へ整えるオンライン講座 福原宏志^^ |
人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。
会議の席で、あるいは職場のすれ違いざまに、 理不尽な突っ込みや嫌味を浴びせられた瞬間。 胸の奥がカッと熱くなり、喉がキュッと詰まって、うまく言葉が出てこない。 その場ではなんとか愛想笑いでやり過ごしたものの、夜ベッドに入ってから 「なんであんな言い方をされなきゃいけないの?」 「こう言い返してやればよかった」 と、悔しさと怒りで眠れなくなってしまう。 「いつも冷静で優雅なあの人みたいになりたいのに、どうして私はこんなに些細なことで心がグラグラ揺れてしまうんだろう…」 もしあなたがそんなふうに自分を責めているなら、感情的になってしまうのは、あなたの人間性が未熟だからでも、我慢が足りないからでもありません。 実は、感情を「我慢」しようとする人ほど、心の中で大爆発を起こしてしまう のです。 福原です、 夏のゆったりした休みも終わり、仕事や日常のペースを取り戻そうとしている時期だからこそ、人間関係の摩擦やプレッシャーに心が削られている方も多いのではないでしょうか。 今回は、感情に振り回されて消耗する毎日を卒業し、周囲から自然と一目置かれる 「大人の知性と落ち着き」...
福原です、 いつも私の話を聞いてくださり、ありがとうございます。 先日、『輝きのコンディション術』を受講してくださっている方から、とても嬉しいご感想とご質問をいただきました。 (同じように「毎日忙しくて頭がパンクしそう…」と感じている方にとっても、すごくヒントになる内容ですので、シェアさせていただきますね) 【読者の方からのご感想・ご質問】 「福原さん、いつもありがとうございます。 『輝きのコンディション術』の音源をリピートで流しています。 ここ最近ずっと頭が休まらなかったのですが、 久しぶりに深くリラックスできています。 本当にありがとうございます!」 素敵なご感想をありがとうございます! 深くリラックスしていただけているようで、本当によかったです^^ しかしここで1つ疑問に思う人もいるかもしれません。 「私の職場では自由にスマホを使えません。『音源を流せない環境』にいるときは、どうやってこのリラックス状態をつくればいいでしょうか?」 なので今回は、 「音源が流せないときはどうすればいいか?」という質問に答えていきます。 これ、実はとってもシンプルな解決策があります。...
やるべき仕事や家事が目の前に山積みになっているのに、どうしても体が動かない。 「早くやらなきゃ」と焦れば焦るほど胸が締めつけられ、気づけば呼吸が浅くなって、息苦しさで頭がフリーズしてしまう。 「深呼吸して落ち着こう」と必死に息を吸い込もうとしても、肩に力が入ってうまく息が入ってこない。 もしあなたが今、そんな息苦しさを抱えているとしても、決して自分を責めないでください。 深く呼吸しようと頑張る必要はありません。 実は、「頑張ってリラックスしようとする行為」そのものが、脳と体を緊張させている のです。 福原です、 先日、私のオンライン講座 『輝きのコンディション術』 を実践されている受講生の方から、とても嬉しいご報告とご質問をいただきました。 まずは、そのやり取りをご紹介しますね。(こちらで一部改編しています) 「福原さん、返信ありがとうございます。 気をかけた場所の変化ですね! かける方ばかり気にしていました。 かけたところの変化を楽しみにしたいと思います。 それから、音源の使い方ですが、ただ流すだけでよいのでしょうか?...