行動力がない人必見!今すぐ動ける自分になる4つのステップ [福原通信]


結論から言います。完璧主義は、目標達成を遠ざける『最強のサボり方』です。

福原です、

なぜ私たちは「完璧なタイミング」を待ってしまうのか?

何かを始めたいのに、「まだ準備ができていない」「もう少し待てば完璧なスタートが切れる」と考えて、結局何も始められないことはありませんか?

「ブログを始めたいけど、もっと知識をつけてから書こう」と準備ばかりで一記事も書けない

「ダイエットは来週の月曜日から本気でやろう」と毎週先延ばしにして結局始められない

「英語を勉強したいけど、まず完璧な教材を揃えてから始めよう」と教材選びだけで終わる

とか。私にもあります。

でも、私たちが待っている「きっかけ」や「完璧なタイミング」は、実は永遠に来ないかもしれません。

今回は「誰かに動かされる」待ちの姿勢を卒業し、自分で自分を動かす習慣を身につけるための具体的なステップを紹介します。

大きな目標でなくても大丈夫です。今日の小さな一歩を踏み出すヒントが見つかります。


ステップ1: 幻想の「きっかけ」を捨てる(自分を動かすマインドセット)

みんなきっかけが欲しい、でも誰もあなたのためにきっかけをくれない

外からの刺激を待つのは時間のムダです。誰かの指示、理想の状況、完璧な日……そんなものを待っていても、時間だけが過ぎていきます。

行動の主導権は常にあなたにあることを再認識しましょう。

行動はゴールに沿ったものでなくてもOK

「すべての行動が目標達成に直結しなければならない」というプレッシャーを手放してください。

行動そのものが、次の行動へのエネルギーを生みます。まずエンジンをかけることが最優先です。

止まっている車をいきなり時速100キロで走らせることはできません。まずはエンジンをかけ、ゆっくりと動き出すことから始めましょう。


ステップ2:「実行しやすい」行動を自分でスケジュールに入れる

自分でスケジュールを入れる、ゴールに沿ったものであればOK

「〇曜日までに企画書の構成を作る」など、目標に紐づく行動を具体的に予定に組み込みましょう。

具体例: Googleカレンダーや手帳に「目標」ではなく「行動」を書き込んでください。「プレゼン資料を完成させる」ではなく、「プレゼン資料のタイトルを決める」と書くのです。

行動をしやすくするために、とにかくハードルを下げる

「企画書を書き始める」というタスクは重すぎます。何をすればいいかと悩むでしょう。なので「企画書のタイトルを5つ考えてメモする」にハードルを下げましょう。

ゴールは大きくて良いですが、眼の前のタスクは達成可能かつ具体的にすることが、心理的な負担を最も軽くします。

5分ルール:とりあえず5分だけやってみる、と決める

「5分だけ」と自分に約束してください。不思議なことに、一度始めると5分以上続けられることがほとんどです。

まずは小さな行動をカレンダーに予定として入れておきましょう。『今週末に近所の公園に遊びに行く』でもいいですよ。


ステップ3:「思いつき行動」を肯定する実験をする

思いついたことならOKにする。ゴールに関係なくてもOK。

「スタバ行きたい」「急に散歩したい」など、頭に浮かんだ小さな欲求を否定せずに行動に移してみてください。

これらは、脳が「行動すること」に対する抵抗を下げるためのウォーミングアップです。

新しい具体例:

仕事中に集中力が切れたら、「今すぐ窓を開けて深呼吸する」など、瞬時にできる行動を実践しましょう。

これをやったこと自体が「自分で決めて、自分で実行した」という成功体験になります。小さな成功体験の積み重ねが、やがて大きな自信につながっていきます。


ステップ4: 行動の「結果」ではなく「実行」を認める

やったことを全部認める(結果に関わらず)

家から一歩出た、でOK」の精神で、行動の大小に関わらず自分を承認しましょう。

自分に自信が持てない人はやったことを書くのをおすすめします。「〇〇のタスクに着手した」「家からゴミを捨てに出た」など、どんな小さなことでも記録してください。

後で見返すと、自分がこんなに動いていたのかと驚くはずです。

さらに続けたければやればいい。継続はオマケ。

継続はオマケだと考えましょう。完璧を目指すのではなく「とりあえずやればいい」というルールに切り替えるのです。続けることができたらラッキー。できなくても、「実行した」という事実は消えません。

失敗を認め、次の行動に活かす

失敗は「想定していなかったことが起きただけ」という事実ベースで捉えましょう。

具体例:

買い物に行こうと思って行ったけど、今日は閉まっていた。
その時に「なんでちゃんと調べなかったんだろう」と落ち込むなら「それでもOK。移動しただけでよしとしよう」と思いましょう。

閉まっていたら「閉まってるわ」と事実を認めるだけにして、次にできる良い行動を実行しましょう。近くに同じような店があるでしょうからそこに向かえばいいだけですね。

失敗は終わりではなく、次への情報収集なのです。


まとめ:自分で自分を動かし続けるための秘訣

今日からできることの再確認

1 完璧なタイミングは待たない

2 自分でスケジュールを入れる

3 行動のハードルを徹底的に下げる

4 小さな思いつき行動も肯定する

5 「実行した事実」を100%褒める

「動けない自分」を責めるのではなく、どうすれば動きやすいかを試行錯誤するゲームだと思いましょう。

あなたを動かすのは、誰でもないあなた自身です。

完璧な準備なんて必要ありません。今この瞬間から、5分だけ、何か小さなことを始めてみませんか?

それが、あなたの人生を変える最初の一歩になります。


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福原宏志^^

hiroshi fukuhara

人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。

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