自信がない人ほど知ってほしい。「予言」があなたの毎日をひそかに決めている[福原通信]


福原です、

「どうせ無理」が口癖のあなたへ

「また失敗しそう」
「私には無理かも」

仕事の前日や、大切なプレゼンの朝、そんな言葉が頭をよぎったことはありませんか?
私も昔は、

「今日の仕事もうまくいかないだろう」
「そのことで誰かに怒られるかもしれない」

と思いながら毎日落ち込んでいました。

実はその一言が、あなたの気づかないうちに結果そのものを決めてしまっているかもしれません。

今回ご紹介するのは、心理学の世界で「自己成就的予言(Self-Fulfilling Prophecy)」と呼ばれる現象です。
(じこじょうじゅてきよげん、です。読み方は覚えなくても大丈夫です)

難しそうな名前ですが、内容はとてもシンプル。
そして、使い方さえ知れば、自信のない自分でも「明日」を変えていける、強力なツールになります。

あなたがいま、落ち込むような言葉を使っていても大丈夫です。
今回の話を聞くと未来を明るくイメージできるようになり、毎日をすがすがしい気持ちですごせるようになります。

「自己成就的予言」とは何か――身近な例から考える

少し想像してみてください。

「私、営業が苦手なんです」

そう思いながら商談に向かう人は、どんな行動をとるでしょうか。
声が少し小さくなる。相手の目が見れない。言葉を選びすぎて自信がなさそうに見える。

その時相手はどう感じるでしょう。
「この人は頼りないかな」と思い、契約には至らないでしょう。

その結果「ほら、やっぱり私は営業が苦手だった」という確信が、さらに強くなっていくのです。
これが自己成就的予言の正体です。

期待(予言)する → 行動が変化する → 結果が出る → 予言が強化される

このループが、気づかないうちにぐるぐると回り続けているのです。

あなたを止めているのは「能力」ではなく「予言」だった

「自分には才能がない」「どうせ評価されない」「上司はどうせ聞いてくれないだろう」

こうした思い込みは、実際の行動をじわじわと変えていきます。
意見を言う前にあきらめる。挑戦する前に引き下がる。
そうして本当に、声が届かない状況が生まれていく。

大切なのは、これはあなたの能力の問題ではない、ということです。

本当に大切なので繰り返しておきますが、あなたのスキルや経験は問題ないのです。
それを引き出さないように言葉を使ってしまっているのです。

「予言」という名の思い込みが、あなたのチャンスを静かに閉じてしまっているだけです。
別の見方をすれば、予言を変えることができれば、現実も変わるということです。

「いい予言」を持つと、何が変わるのか

では逆に考えてみましょう。

「今日の商談、うまくいきそうだ」と感じながら向かう人は、どうでしょう。
表情が明るくなる。声に張りが出ます。
相手の反応を前向きに受け取り、柔軟に対応できるでしょう。

そして良い結果を引き寄せるのです。

期待(予言)する → 行動が変化する → 結果が出る → 予言が強化される

このループが良い方向へと回り始めます。

今日から使える、3つのシンプルなステップ

「でも、急にポジティブになれないよ」

という声も聞こえてきそうです。大丈夫です。
誰でも簡単にできる「良い予言」の作り方を紹介します。

ここで紹介するのは、完璧な自信を持つための方法ではありません。
小さな予言の積み重ねで、少しずつ現実を動かしていく方法です。

Step 1「できない」を”作り話”に格下げする

「私にはできない」という声が頭に浮かんだとき、まずこう問いかけてみてください。

「これは本当に事実?それとも、ただの頭の中の作り話では?」

事実と思い込みは、別物です。
「できない」は多くの場合、まだ試していないだけ。
それを「作り話」と捉え直すだけで、行動の選択肢がぐっと広がります。

頭の中の情報が「事実」なのか「作り話」なのか判断してみてください。

Step 2 朝5秒、”うまくいった自分”を思い浮かべる

未来の自分が成功している姿を想像しましょう。
といっても、壮大なビジョンは必要ありません。

「今日の会議が和やかな雰囲気だった」
「資料を1ページ仕上げられた」

そんな、小さくて現実的なイメージで十分です。

朝起きたとき、または仕事を始める前に、たった5秒だけ「うまくいった状態」をぼんやりと思い浮かべてみましょう。
それだけで、脳が「その方向」に向かって動き出します。

Step 3 “たった1つ”だけ、ポジティブな行動を選ぶ

思い浮かべた未来を現実にするために、今日できる最もシンプルな行動を1つだけ選んでください。

笑顔で挨拶する。
資料の最初の一行だけ書く。
同僚に「ありがとう」と声をかける。

小さくていいです。むしろ小さいほど続きます。
その小さな成功体験が積み重なり、「自分にもできる」という新しい予言が生まれていきます。

未来は「予言」から始まっている

自信がないから、ポジティブになれない。そう思うかもしれません。
でも実は逆で、予言を意識的に選ぶことで、自信は後からついてくるものです。

今日から始めるのは、たった3つのこと。

1 「できない」が作り話を気がつく
2 朝5秒、小さないい未来を思い浮かべる
3 ポジティブな行動を1つだけ選んで動く

あなたの予言が、あなたの毎日をつくっています。

心と体の土台を整えると、予言はもっと力を持つ

ポジティブな予言を持とうとしても、心身が疲れているとなかなかうまくいかないこともあります。
「頭ではわかっていても、気力が湧かない」という方も多いのではないでしょうか。

そんなとき、内側から自分を整える方法として、気功というスキルがあります。
体のエネルギーを調え、自然と自信と活力が湧いてくる感覚を体験できます。

毎日をすがすがしく、自分らしく過ごしたい方は、ぜひ 福原気功教室 をご覧ください。
心と体の土台を整えることで、あなたのポジティブな予言は、さらに力を持ち始めます。

福原宏志^^

hiroshi fukuhara

人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。

Read more from hiroshi fukuhara

福原です、 今の仕事、合わないと感じていませんか? 毎朝目覚ましが鳴るたびに「また今日も会社か…」と感じる。 やりたいことを仕事にして生活したい。 そんな思いはあるのに、何がやりたいのかが分からない。 そんな悩みを持っていませんか? 私自身、同じ状態が続いていた時期があります。 「ゴール設定をしよう」「目標を持とう」という言葉を見るたびに、本やセミナーに飛びついていました。 でも、いざワークシートを開いても、何を書けばいいのか全く分からない。「やりたいことを書いてください」と言われても、ペンが止まったまま。 そのたびに「自分には何もないのかな」と落ち込んでいました。 画面の向こう側にはキラキラした成功者の姿。 高級な部屋、高価な洋服、大勢のファンの姿。 私もあんな風にならないといけないのかな、でもなにか違うな。 やりたいこと探しに迷子になって行動ができない時期がありました。 でも、やりたいことが見つからないのは、あなたが怠けているわけでも、性格に問題があるわけでもありません。 ただ、やり方が合っていなかっただけなんです。...

福原です、 「これから、何をして生きていけばいいんだろう…」 就職や転職、環境の変化、あるいは大きな問題を乗り越えたあと。 ふとした瞬間に、目の前が真っ白な空白に包まれることがありませんか? 私の場合、それは病気から回復したあとのことでした。 体は治った。時間もある。 理屈の上では「何をやってもいい」自由を手に入れたはずなのに、心にあったのは強烈な空虚感でした。 「自分には、特別にできることが何もない」 「情熱を注げるものなんて、どこにもない」 そんなふうに、自由だからこそ「何者でもない自分」という冷たい感覚の中にいたのです。 もし今、あなたが「やりたいことが見つからなくて」途方に暮れているとしたら、まずはこう伝えたいのです。 あなたは空っぽではありません。探し場所を少しだけ、間違えているだけかもしれません。 「やりたくないこと」ができないのは、体が正常な証拠 私たちはついつい「やる気が出ない自分」や「物事が続かない自分」を責めてしまいます。 でも、ちょっと逆に考えてみてほしいのです。 やりたくないことを無理にやろうとすると、どうなるでしょうか?...

福原です、 なぜ「やる気」が空回りしてしまうのか 「スキルアップのために何かを学ばなければ」 という意欲はあるのに、いざ机に向かうと体が動かない。 せっかく始めた勉強が三日坊主で終わってしまう。 そんな自分を「根気がない」「ビジネスマンとして失格だ」と責めてはいませんか。 実は、私も同じでした。 「これからは英語が必要だ!」と意気込んで教材を買い込み、 「投資の知識がなければ将来が不安だ」と専門書を広げました。 しかし、どれも長続きしません。 続けられない自分をダメな人間だと思い込んでいた時期があります。 でも、安心してください。あなたが動けない原因は、根性不足ではありません。 あなたが設定したその「ゴール(目標)」が、実は自分以外の誰かが作った「偽物のゴール」である可能性が高いのです。 「世の中的に良いこと」という落とし穴 先日、ある方からこんな相談を受けました。 「他の人のビジネスを手助けするような仕事をしたい。でも、どうしてもやる気が出ない」 という内容です。 この目標は一見すると、社会貢献度も高く、素晴らしい目標に思えます。...