実力がなくても大丈夫。真面目な人のための目標達成のコツ[福原通信]


前回の記事 では、やりたいことを前にしてすぐ「無理だ」と諦めてしまう方に向けて、やり方を考えるよりも先に、まずは一回「できるよ」と思ってみることをお伝えしました。

そうやって「できる前提」で考えることで、一人で抱え込まずに周りの力を借りる「ラクなルート」が見えてくる、というお話でしたね。

でも、この記事を読んで、心のどこかでこんなふうに感じませんでしたか?

言っていることはわかるけど……今の私には実績も実力もないし、そんな根拠もないのに『できる』なんて、とてもじゃないけど恥ずかしくて言えない

もしそう感じたのなら、あなたはとても真面目で、誠実な人です。

「嘘をつきたくない」「無責任なことは言いたくない」という優しさがあるからこそ、根拠がない言葉を口にするのにブレーキがかかってしまうんですよね

今日は、そんな真面目なあなたに向けて、少しだけ補足のお話をさせてください。

「できるよ」は、一人で完璧にやり遂げる宣言ではない

真面目な人が「できる」と口にできない最大の理由は、言葉の意味を重く受け止めすぎているからです。

「できるよ」と言うからには、
今の自分一人の実力で、最初から最後まで誰にも迷惑をかけずに、完璧にやり遂げてみせます!
と宣言しなければならない、と思い込んでいませんか?

もしそうだとしたら、プレッシャーで押し潰されてしまうのも当然です。私だって、そんな約束は怖くてできません。

でも、私がおすすめしている「できるよ」という言葉は、そんな重たい決意表明ではありません。

もっと軽くて、自分に優しくするための言葉なんです。

「どんな手を使ってでもたどり着いていい」という許可

目標に向かって「できるよ」と言うのは、「自分一人の能力で完璧に達成する」という意味ではありません。

「他人の力を借りてでも、回り道をしてでも、不格好でもいいから、たどり着く方法を探していいよ」

という、自分への許可のおまじないなんです。

例えば、RPG(ロールプレイングゲーム)で、主人公が最初の村を出発する時を想像してみてください。

ひのきの棒しか持っていないレベル1の主人公は、ラスボスの城への行き方も、倒し方もまったく知りません。
それでも「魔王を倒す!」と決めて村を出発します。

なぜでしょうか?
それは、「旅の途中で仲間に出会い、強い武器を手に入れ、魔法を覚えること」を前提にしているからです。

目標達成も、これとまったく同じです。
最初から「どうやって倒すか(How)」なんて知らなくていいんです。

「できるよ(=魔王を倒すよ)」と決めて出発するからこそ、途中で助けてくれる仲間が見つかったり、思いがけないヒントに出会えたりするんです。

根拠は、後から集まってくる

だから、今のあなたに根拠なんてなくて当たり前です。
根拠は、あなたが「できるよ」と決めて歩き出した後から、少しずつ集まってくるものだからです。

「本当にやり遂げられるかな…」
「失敗したらどうしよう…」

そんな不安が頭をよぎったら、ゲームの主人公になったつもりで、こう自分に言ってあげてください。

今はやり方がわからないけど、途中で誰かが助けてくれるかもしれないし、まあなんとかなるか。とりあえず、できるよ

それくらい適当で、肩の力が抜けた状態が、一番うまくいくんですよ。

一人で完璧を目指さなくていいんです。
どうか、もっとズルをして、他人の力を頼りながら、ラクに目標に向かって進んでみてくださいね。


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福原宏志^^

hiroshi fukuhara

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