やりたいことが見つからない人へ。両極端で考えると、自分の答えが見えてくる[福原通信]


やりたいことは何ですか?

そう聞かれると、急に頭が真っ白になることがありますか?

何か立派な答えを出さなきゃいけない気がする。
でも、考えても何も出てこない。

別に、やりたいことなんてないです

そう言いたくなる人もいると思います。

昔の私も、かなりそんな感じでした。

夢や目標を聞かれると、少し困る。
やりたいことを持っている人が、どこかまぶしく見える。
でも自分の中を探しても、はっきりしたものが出てこない

この状態のときに、いきなり

「本当にやりたいことは?」

と聞かれても、答えにくいんですよね。

それは、質問が大きすぎるからです。

ざっくり聞くと、ざっくり迷う

「何をやりたいですか?」

この質問は、広すぎます。

目の前に、何も書かれていない白い紙を置かれて、
「さあ、自由に描いてください」
と言われるようなものです。

自由なはずなのに、逆に手が止まる。
選択肢が多すぎると、人は意外と選べません。

住む場所も同じです。
「どこに住みたいですか?」
と聞かれても、よくわからない人は多いと思います。

日本なのか、海外なのか。
都会なのか、自然が多い場所なのか。
寒い場所なのか、暖かい場所なのか。

いきなり一つの答えを出そうとすると、頭の中で情報が散らかります。

だから、最初から正解を探さなくていいです。

まずは、答えやすい形に質問を小さくすること。

これだけで、考えるのがかなりラクになります。

両極端で考えると、自分の好みが見えてくる

やりたいことが見つからないときにおすすめなのが、両極端で考えることです。

たとえば、人間関係で考えてみます。

完全に一人で、誰とも話さない生活がいいでしょうか。
それとも、毎日100人に囲まれて、ずっとわいわいしている生活がいいでしょうか。

たぶん、多くの人は

いや、どっちも違う

と思うはずです。

でも、その「どっちも違う」が大事なんです。

どちらでもないとわかると、次の質問に進めます。

では、どのくらいの人間関係なら心地いいのか?

週に1日は誰かと話したい。
毎日一人とは会いたい。
10人くらいなら楽しいけれど、100人は疲れる。
深い関係が2〜3人あれば十分。

こんなふうに、自分なりの答えが少しずつ見えてきます。

最初から

「理想の人間関係は?」

と聞くと難しい。

でも、

「完全な孤独と、毎日100人に囲まれる生活なら、どちらに近い?」

と聞くと、自分の望みが出やすくなります。

「それは嫌だな」
「それなら少し楽しそう」

この感覚が、ゴールを見つける入口になります。

Step1 まずはテーマを1つだけ選ぶ

では、あなたのやりたいことは何かを探してみましょう。

最初にやることは、考えるテーマを1つに絞ることです。

やりたいこと全体を一気に考えようとしないでください。

大きすぎるからです。

たとえば、次の中から一つだけ選びます。

・人間関係
・働き方
・住む場所
・お金と時間のバランス
・毎日の過ごし方
・人から見られること
・学び方や活動の広げ方

今日考えるのは、人間関係だけ。

今日は働き方だけ。

今日は住む場所だけ。

このくらいで十分です。

テーマを絞ると、頭の中の検索範囲が狭くなります。

スマホで調べものをするときも、検索ワードが広すぎると欲しい情報にたどり着けませんよね。

「幸せになる方法」

では広すぎる。

「週3日働く暮らし方」

くらいになると、少し見えてきます。

自分への質問も同じです。

Step2 0と100を置いてみる

テーマを1つ選んだら、両端を置きます。

0と100を決める感じです。

働き方で考えるなら、

0は、完全に一人で働くこと
100は、10万人規模の大きな組織の中で働くこと

そのどちらがいいでしょうか。

どちらも違うなら、真ん中を探します。

100人いる部署ならどうか。
全社員10人くらいの会社ならどうか。
3か月ごとに人が集まって、終わったら解散するプロジェクト型ならどうか。

こうやって考えると、

「私は大きな組織そのものが嫌なんじゃなくて、毎日同じ人間関係が固定されるのが苦手なのかも」

という発見が出てくることがあります。

ここが面白いところです。

両極端で考えると、単に好き嫌いがわかるだけではありません。

自分が何に疲れて、何に安心するのかが見えてきます。

Step3 真ん中の答えを、自分の言葉にする

両極端を置いたら、最後は真ん中を探します。

ここで大事なのは、きれいな答えにしないことです。

「人とほどよく関わりたい」

これでも悪くはありません。

でも、まだ少しぼんやりしています。

もう少しだけ、自分の生活に近づけます。

・週に1回は、気を使わない人と話したい
・毎日大人数と会うより、少人数で深く話したい
・完全な在宅より、月に数回は外に出たい
・ずっと同じチームより、期間限定の関わりが合っている
・都会の便利さは欲しいけれど、家の近くには静けさも欲しい

このくらいになると、だいぶ使える答えになります。

ゴールは、壮大な夢でなくてもいいです。

最初は、

「こっちは嫌」
「これは少し好き」
「このくらいなら落ち着く」

それで十分です。

自分の答えは、最初から完成形で出てくるものではありません。

何度か眺めて、少しずつ輪郭が出てきます。

そのまま使える質問

ここからは、実際に使える質問です。

ノートに書いてもいいですし、寝る前に一つだけ考えてもいいです。

全部を一気に答えようとしなくて大丈夫です。

気になるものを一つ選んでください。

・完全に一人で過ごす生活と、毎日たくさんの人に囲まれる生活なら、どちらに近い方が心地よいですか?

・仕事は完全に一人で進めたいですか?それとも大きな組織の中で多くの人と関わりながら進めたいですか?

・毎日同じ場所で安定して働くのと、場所や環境を変えながら働くのでは、どちらに近い方が理想ですか?

・収入は少なくても自由な時間が多い生活と、忙しくても収入が多い生活なら、どちらに近づきたいですか?

・住む場所は、都会の便利な場所と、自然が多く静かな場所のどちらに近い方が落ち着きますか?

・人から注目される活動と、誰にも見られず黙々と続ける活動なら、どちらの方が自分らしいですか?

・毎日決まった予定がある生活と、その日ごとに自由に決められる生活では、どちらが理想に近いですか?

・何かを深く一つだけ極める人生と、いろいろなことを広く体験する人生なら、どちらに惹かれますか?

答えは、すぐに決めなくていいです。

今日はこっち寄りかな

くらいで見てください。

日によって答えが変わるなら、それもヒントです。

疲れている日だけ選びたくなる答えなのか。
元気な日でも選びたい答えなのか。

そこを見ると、自分の本音に近づきやすくなります。

最初から大きく考えすぎない

やりたいことを考えるとき、つい人生全部を決めようとしてしまいます。

でも、人生全部を一回で決めるのは大変すぎます。

考えただけで疲れますよね。

なので、まずはかなり小さくはじめましょう。

今日の夜、どんな気分で眠りたいのか。
今週、誰とどのくらい会いたいのか。
今の働き方で、何が一番しんどいのか。
住む場所に、何が一つあると安心するのか。

このくらい小さくしてから考えます。

小さく考えるのは、逃げではありません。
むしろ、自分の本音を拾いやすくする工夫です。

大きな夢が見つからない人ほど、小さな質問から始めた方がいいです。

その小さな答えを集めていくと、

私はこういう方向に行きたいのかもしれない

という道筋が見えてきます。

まとめ

やりたいことが見つからないのは、あなたに何もないからではありません。

質問が大きすぎて、答えが出にくくなっているだけです

そんなときは、両極端で考えてみてください。

完全に一人か、毎日100人に囲まれるか。
完全に一人で働くか、大きな組織に入るか。
都会の便利さか、自然の静けさか。

0と100を置くと、その間にある自分のちょうどいい場所が見つけやすくなります

今日やることは、一つだけで大丈夫です。

気になるテーマを一つ選んで、両極端の質問を作ってみてください。

そして、

「私は0から100のうち、どのあたりが心地いいんだろう」

と、ぼーっと考えてみてください。

一人で考えていると、どうしても同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。

体が疲れていたり、不安が強かったりすると、自分の本音を感じる余裕もなくなります。

福原気功教室では、家で休みながら受けられる遠隔気功や、メールで質問・相談できる環境を用意しています。

無理にがんばって答えを出すのではなく、まずゆるんで、自分の中の小さな反応を拾える状態に戻っていく。

そんなところから整えていきたい方は、こちらをご覧ください。

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福原宏志^^

hiroshi fukuhara

人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。

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