「自分をダメだ」と決めつけていない?――自信を回復するための思考転換法[福原通信]


久しぶりに友人と会う約束の直前、「今の自分の悪い状況(低収入、休職中や無職、恋人居ない、など)をどう説明しよう」と気が重くなること、ありませんか?

傷つきたくなくて、つい「今ニートだからさ(笑)」「頭悪いから」「どうせ私なんか」と、先回りして自分を下げてしまう……。

なぜか自分のことを悪く表現したりしていませんか?

この記事を読むと、そんな「自分をバカにする」ループから抜け出し、今の等身大のままで相手と普通に話せるヒントが見つかります。

なぜ私たちは、自ら「ダメな人間」のレッテルを貼ってしまうのか

現状と自分の価値をイコールで結んでしまう罠

「自分に厳しく生きるべきだ」
「恥になることをしてはいけない」

私たちは子どもの頃から、そんな風に教わってくることが多いです。

だからこそ、自分の悪い状況、例えば、
仕事が上手くいっていなかったり、療養中で動けなかったりする自分の「現状」を見ると、無意識のうちに 「今の悪い状況=ダメな人間」という強いレッテル を貼ってしまいます。

でも、本当にそうでしょうか。

気功教室などで色々な方とお話ししていると、真面目で優しい人ほど、この「自分への厳しいレッテル」に苦しめられているのを感じます。

少しでも人よりおとっているところがあると「私ってダメな人なんだ…」と落ち込んで、隠そうとしてしまうのです。

このレッテルの一番恐ろしいところは、行動を止めてしてしまうことです。
「どうせダメな人間だから」と心の底で思っていると、新しい一歩を踏み出す気力すら湧かなくなってしまいます。

「先回りの自分下げ」が心を削る本当の理由

傷つきたくない防衛策が、逆効果になる

人と話す時に、自分の弱みや病気やを、聞かれてもいないのに「先回りして」話してしまうことはありませんか。

「私ってうつをやったことがあるから…」
「頭を使う作業が苦手だからできないんだよね…」

私も過去に経験があるのですが、これは相手に誠実でありたいから……というよりは、「これ以上傷つきたくない」という強い防衛策であることがほとんどです。

「あなたってこういうことができないんだ。ふーん」と相手に言われたくない気持ちが強すぎて、その状況を先に避けようとするのです。

先にダメな自分を見せておけば、あとからガッカリされて攻撃されることはないだろう

そうやって自分を下げて同情を得ようとしたり、笑いを取ろうとしたりします。
たしかにその場は、少し心がラクになったように感じるかもしれません。

しかし、この行為の正体は 「自分の心を削り続ける作業」 です。

自分で自分の価値を下げる言葉を口にするたびに、あなたの脳はその言葉を一番近くで聞きます。そして深く「自分はダメだ」と思い込んでいってしまいます。

これはよろしくないですよね…

自信を取り戻す「感情」と「事実」の切り離し方

自分がやっていることに気がつこう

では、どうすればこのループから抜け出せるのでしょうか。

最初の一歩は、あなたが自分で、自分を傷つけていることに気がつく、ことです。

「私なんて…」という言葉を使うことで、自分を下げて相手からバカにされることを避けられるかもしれませんが、それよりも深く自分を傷つけている事実に気が付きましょう。

自分で自分を傷つけるほどバカげたことはありません。
そんなバカなことをしていることに気が付ければ、自分の意志で辞めることができます。

気がついていないことは止めることができませんからね。
まずは自分のやっているおろかな行為に気がついておきましょう。

過去の実績は、誰にも奪われない客観的事実

次にやることは、
感情的な「自分はダメだ」という自己評価と、
客観的な「過去の実績」をきっぱりと切り離す

ことです。

ここで言う実績とは、すごい賞を取ったとか、大金を出して何かを買ったとか、そういうことではありません。

「何年も仕事を続けてきた」 「あの時、誰かを助けてあげられた」 「今日までなんとか生きてきた」

これらはすべて、あなたがこれまで出来てきたこと。つまり 「揺るぎない客観的な事実」 です。

今の状況がどうであれ、あなたが過去に積み上げてきた事実が消えるわけではありません。

「今は少し休んでいる(状況)」けれど、「これまでの自分には確かに乗り越えてきた力がある(事実)」。

「今は恋人はいない(状況)」けれど、「昔、近所の子どもたちに好かれていたことがある(事実)」

という感じに思っておきましょう。

この事実を、自信の根拠として静かに胸の中に置いておくだけで、少しだけ心がラクになるはずです。

大きく見せない。等身大の自分で人と繋がる

自然体こそが、相手とつながる最短距離

自分を下げてしまう裏側には、実は「自分を少しでも良く見せないと、大きく見せないと」というプレッシャーが隠れています。

大きく見せようと無理をする。
すると、ふとした瞬間に「本来の小さい自分」に気づいてしまう。
それに他人に気づかれないように、今度はコソコソと自分を隠し始める…。

これでは、人と本当の意味で繋がることはできません。
大きく見せようとするからこそ、相手との間に分厚い壁ができてしまうのです。

等身大の自分を見せるのは、最初はとても勇気がいります。
自分のことを情けないと思っているとなおさらです。
でも、自然体で接することこそが、他者と繋がる一番の最短距離です。

今のあなたのままで、何も足さず、何も引かずに会話してみましょう。そのままの自分で相手の目を見てみましょう。それだけで、人間関係の風通しは驚くほど良くなります。

まとめ:今日からできる小さなアクション

「今の自分はダメだ」という思い込みが、どれほど自分の可能性を狭めていたか、少し見えてきましたか?

今日からできる、一番小さなアクション。
それは、「自分を下げて相手との壁を作るのをやめること」 です。

もし人と話す機会があったら、無理に自分を落とすことなく、対等な立場で普通の会話をする練習を始めてみてください。
最初は少し怖いかもしれませんが、必ず「今のままの自分で大丈夫なんだ」と思える瞬間がやってきます。

もし、一人で実践するのが少し怖いな、と感じたら。
私のメルマガでも、心と体を整え、等身大の自分を取り戻すためのヒントを日々お届けしています。よかったら、また戻ってきてください。

福原宏志^^

hiroshi fukuhara

人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。

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