ネガティブを考えないコツは「好きな人へのプレゼント選び」にある[福原通信]


夜、布団に入って部屋を暗くした瞬間、今日の失敗が頭の中をぐるぐると回り出す。

「なんであのとき、あんなことを言っちゃったんだろう……」と、ため息をつく。

今日は、そのネガティブな考えを力ずくで消そうとせず、自然と頭から追い出すための「脳の使い方」をお話しします。


なぜ「ネガティブを考えないようにする」のは難しいのか?

落ち込みのループにはまってしまうとき、多くの人は「こんなネガティブなことは考えないようにしよう」と努力します。

しかし、残念ながらこの努力は逆効果になってしまうことがほとんどです。 脳の仕組みとして、ある考えを意図的に消し去ることは非常に難しいからです。

脳は「否定形」を理解するのが苦手

私たちの脳は、否定の言葉を直接イメージすることができません。

たとえば「赤いリンゴを想像しないでください」と言われたらどうでしょうか。 頭の中に、鮮やかな赤いリンゴが浮かんでしまったはずです。

「考えないようにする」と意識するたびに、脳はネガティブな出来事にピントを合わせ直しているのです。

「考えるな」と言われるほど、意識のピントが合ってしまう

これは、消そうとすればするほど、その考えが頭に張り付いて離れなくなる罠です。

私も以前、仕事で大きなミスをした日の夜、布団の中で「もう反省は終わりにしよう」と何度も自分に言い聞かせたことがあります。 しかし、そう思えば思うほど、ミスの場面がリアルに再生され、動悸がして眠れなくなりました。

脳のピントが「失敗」にロックされてしまっている状態です。 このロックを力ずくで外そうとするのは、実は脳の仕組みに逆らっていることになります。


脳の空きスペースをジャックする「プレゼント選びの仕組み」

では、どうすればロックを外せるのでしょうか。 答えは簡単です。 「考えないようにする」のではなく、「別のことを考える」 ように脳の向きを変えてあげればいいのです。

好きな人へのプレゼントを考えているとき、悩みはどこにある?

少し想像してみてください。 あなたに好きな人ができて、その人の誕生日が近づいているとします。 「どんなプレゼントを贈ったら喜んでくれるだろう」と考えている瞬間のことです。

ネットで評判の品を検索したり、週末に立ち寄るお店の計画を立てたりしているとき、あなたはそれまで抱えていた仕事の不安や、過去の恥ずかしい失敗のことを考えているでしょうか。

おそらく、頭の中から完全に消え去っているはずです。

プレゼント選びに心がワクワクしているとき、脳内は「どうやって喜ばせようか」という楽しい思考で満たされています。 そこに、ネガティブな考えが入り込む余地はありません。

脳の「注意のすき間」をやりたいことで埋め尽くす

私たちの脳が一度に集中できることには限界があります。 やりたいことや、ワクワクする楽しい予定について考えているときは、ネガティブな思考が入る「すき間」がなくなります

つまり、ネガティブを追い出そうと戦う必要はありません。 ただ、自分がやりたいことを考えて、頭の中の空きスペースをジャックしてしまえばいいのです。


今日からできる「やりたいこと」を考えるリラックス習慣

日々の生活の中に、「やりたいことを考える時間」を意識的に取り入れてみましょう。 そのためには、いくつかのコツがあります。

タイミングがすべて。あなたの「気分の良い時間」を狙う

やりたいことを考えるのは、心が少しでも緩んでいるタイミングが最適です。 心や体が緊張しているときに「楽しいこと」を考えようとしても、どうしても焦りや不安が混ざってしまうからです。

たとえば、次のようなタイミングがおすすめです。

・お気に入りの入浴剤を入れて、お風呂に浸かっているとき ・食後の、温かいお茶を飲んでまったりしているとき ・布団に入って、シーツの心地よさを感じているとき

このような「気分の良い時間」を狙って、意識的にやりたいことを想像してみてください。

高尚な目標じゃなくていい。「しょうもない欲望」から始めよう

「やりたいこと」と聞くと、多くの人は「英語をマスターする」とか「資格を取ってキャリアアップする」といった真面目な目標を思い浮かべがちです。 しかし、ここで考えるべきなのは、もっと気楽で、自分だけがニヤニヤできるような欲望で構いません。

「週末にあの店の美味しいケーキを食べに行こう」 「最新のスマホを手に入れたら、どんな写真を撮ろうか」 「もし何でも買っていいなら、どの服を選ぼうか」

誰にも見せない脳内です。 人に見せたら恥ずかしいと思うような、身近で「しょうもない」と感じる欲望のほうが、脳はワクワクしてくれます。 そのワクワクこそが、ネガティブを追い出す強力なエネルギーになります。


それでもネガティブに引き戻されそうになったら

ただ、人によっては「やりたいことを考えようとしても、気がついたらまた不安なことを考えてしまう」という場合もあるかもしれません。

教室で生徒さんたちを見ていると、このような状態のときは、例外なく心と体がガチガチに緊張しています。

心がガチガチに緊張していると、不安が湧きやすい

体や心が緊張して強張っていると、脳は「今は危険な状態だ」と勘違いします。 すると、脳はあなたを守るために、警戒を強めて不安やネガティブな要素を必死に探し出そうとします。 これは生存本能によるものなので、本人の意思の力だけで止めるのはとても難しいのです。

楽しい未来を思い描くには、まず 「心身が深くリラックスしていること」が絶対に欠かせない土台になります。

心と体を根本から緩めるアプローチ

もし、自力でリラックスするのが難しいと感じるなら、外側からのサポートを頼るのも一つの手です。

心と体を根本から緩め、リラックスした状態を自然に作る方法として、私は気功をおすすめしています。 余計な緊張がすーっと抜けると、脳の警戒モードが解け、やりたいことや楽しい未来のイメージが驚くほどスムーズに浮かぶようになります。

まずは、今夜ベッドに入ったときに、今日の反省をすべて脇に置いて、「明日食べたいもの」を1つだけ思い浮かべることから始めてみてください。 脳のすき間を、あなたの「やりたいこと」で少しずつ満たしていきましょう。


まとめ

ネガティブな思考を消そうとする必要はありません。

「考えないようにする」のではなく、「やりたいことを考える」ことで、脳のすき間を埋めていくこと。 これが、落ち込みのループから抜け出すための一番シンプルな方法です。

まずは、今夜お風呂に浸かっている時間や、布団に入ったとき、自分だけの小さなやりたいことを1つだけ、ニヤニヤしながら想像してみてください。

自力でリラックスするのが難しく、どうしてもネガティブに引き戻されてしまうという方は、心と体を根本から緩めるサポートとして、平日毎日30分の遠隔気功で心を整える『福原気功教室』を試してみてください。

強張った緊張が解けると、自然と「やりたいこと」に意識が向きやすくなり、毎日を軽やかに過ごせるようになります。

福原宏志^^

hiroshi fukuhara

人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。

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