「何から手をつければいいか分からない」が消える!行動を軽くする「目的ファースト」の思考法[福原通信]


仕事中、PCの前でふと手が止まる瞬間。

「あれ、今何をやればいいんだっけ?」 「タスクがいっぱいあるのは分かってるんだけど、何から手をつけていいか分からない……」

ブラウザのタブを無駄にカチカチと切り替えたり、意味もなくスマホを開いてSNSをスクロールしてしまったり。焦りだけが募って、時間だけが過ぎていく。そんな経験はありませんか?

実は私も、仕事をしていて「今、何をすればいいのか」がすっぽりと抜け落ちて、完全にフリーズしてしまう瞬間があります。

そんな時に、私が必ず思い出すようにしているシンプルな法則があります。

それが 「目的が先、方法が後」 というルールです。

今日は、行動が止まってしまった時に、スッと脳の霧が晴れて動き出せるようになる「目的ファースト」の思考法についてお話しします。少し読んでみて、頭の体操にしてみてくださいね。

行き先が決まらないと、飛行機は予約できない

旅行の計画で考えてみる

「目的が先、方法が後」と言われても、なんだかビジネス書みたいで堅苦しいですよね。もっと身近な、楽しいことで考えてみましょう。たとえば「旅行」です。

「よし、北海道に行こう!」
「美味しいカニを食べて、雪景色を見ながら露天風呂に入りたい!」

そう思ったとします。これが 「目的」 です。

目的が決まると、私たちは自然と行動を始めます。「北海道に行くなら、まずは飛行機を予約しなきゃ」「宿も探さないと」というように、具体的な 「方法」 が見えてきますよね。

逆に考えてみてください。

行き先も決まっていないのに、とりあえず航空会社の予約サイトを開いて、「さあ、どこに行く便を取ろうか。どの時間にしようか」と悩む人はいないはずです。どこに行くかを先に決めないと、飛行機という「手段」は絶対に選べません。

目的が変われば、ルートも変わる

では、こんな場合はどうでしょうか。

最初から「北海道!」と決まっているわけではなく、「とにかく、死ぬほどうまいラーメンを食べて、温泉に入ってダラッとしたい……」という漠然とした願望があったとします。

これが今回の目的です。

そうすると、行き先の候補が複数浮かんできます。 「ラーメンなら北海道の味噌ラーメンがいいな」 「いや、福岡の濃厚な豚骨ラーメンも捨てがたい」 「福島の喜多方ラーメンであっさりいくか、和歌山ラーメンでこってりいくか……」

いろいろ悩んだ末に、「よし、今回は北海道に行こう」と決まるかもしれません。

面白いのは、直接「北海道に行きたい」と思わなくても、「美味しいラーメンを食べたい」という別の目的から行き先が決まり、そこから「飛行機を取る」という行動に繋がっているということです。

入り口(目的)はなんであれ、「どこへ行きたいか(何をしたいか)」が決まらないことには、行動は始まらないのです。

ビジネスや日常での「目的ファースト」の応用

迷ったら、とりあえず「目的」をでっち上げる

さて、これを普段の仕事やビジネスに応用してみましょう。

「何をしたらいいかわからない」と手が止まってしまった時。それは、あなたの能力が足りないからでも、やる気がないからでもありません。単に 「行き先(目的)」を見失っているだけ です。

だから、まずは目的を思い出しましょう。もし明確な目的が無ければ、とりあえずその場で作って(でっち上げて)しまえばいいのです。

たとえば、「今日は絶対に定時で帰って、家でキンキンに冷えたビールを飲むぞ!」という目的を立てたとします。

すると、「そのためには、この面倒な資料作りを素早く終わらせないといけない」と考えます。そこから、「素早く資料を作りたいから、最近話題のAIを活用した資料作成術をちょっと学んでみようかな」という具体的な「方法」が見えてきます。

フリーズしていた脳が、目的を与えられたことで勝手に動き出すのです。

出発点は違っても、たどり着く場所は同じでいい

別の例を考えてみましょう。

今度のプレゼンで絶対成功して、上司を見返してやりたい」と思った人がいるとします。これがこの人の目的です。

プレゼンを成功させるには、資料を分かりやすく綺麗にまとめるスキルがあったほうがいい。だから、「AIを活用した資料作成術を学ぼう」と思うかもしれません。

ここで気づいたでしょうか。

「早く帰ってビールを飲みたい人」と、「プレゼンを成功させて上司を見返したい人」。両者の出発点である「目的」は全然違います。でも、行き着く行動(AIを活用した資料作成術を学ぶ)は同じになっています。

これでいいんです。

目的は崇高で立派なものである必要はありません。「楽をしたい」「モテたい」「見返したい」といった欲求でも十分です。とりあえず思いついたことから、「じゃあ、何をやればいいか」の思考をスタートさせれば、自然と行動は生まれます。

脳を動かすための小さなコツ

とりあえず紙に書き出してみる

頭の中でモヤモヤしている時は、脳のメモリがいっぱいになって処理落ちしている状態です。そんな時は、「本当はどうしたいんだっけ?」「一番の目的は何だっけ?」と自分に問いかけて、ノートの切れ端でも裏紙でもいいので書き出してみてください。

「今日中に終わらせる」「クオリティよりスピード」「ただ文句を言われないレベルにする」など、目的を一つ書き出すだけで、パッと視界が晴れることがあります。

目的はいつでも変更していい

そして、目的は途中で変えても構いません。

「ラーメンを食べに北海道に行こう!」と思って飛行機を調べ始めたけれど、「やっぱり遠いしお金もかかるから、近場の温泉でゆっくりしよう」と目的地が変わってもいいのです。

一番もったいないのは、行き先も決めずに駅のホームで立ち尽くし、「どの電車に乗ればいいんだろう」と悩み続けて疲弊してしまう時間です。まずは仮の目的を決めて、電車に乗ってみる(動いてみる)。違ったら途中で乗り換えればいいだけです。

まとめ

今日は、行動が止まってしまった時の視点の変え方についてお話ししました。

「目的が先、方法が後」 ・飛行機を予約するには、まず行き先が必要 ・仕事で迷ったら、とりあえず目的を作る ・出発点(目的)は違っても、たどり着く行動は同じでもいい

今日できる一番小さな行動は、フリーズしてしまった時に 「で、結局自分はどうしたいんだっけ?」と声に出してみること です。

目的が決まれば、方法は必ず見つかります。

もし、「そうは言っても頭の中がごちゃごちゃで、目的すら考えられない」「体が重くてどうしても動けない」という方は、心と身体が緊張しすぎているサインかもしれません。

そんな時は、気功でリラックスして、脳の緊張をゆるめるのも一つの方法です。私の主宰する福原気功教室では、毎月テーマを決めて、心を軽くし行動力を引き出すための遠隔気功を行っています。

一人で抱え込まず、リラックスしながら、また少しずつ歩き出していきましょう。応援しています。

福原宏志^^

hiroshi fukuhara

人生を変えたい方やプロとして輝きたい方に、実践的な知恵をお届けします。気功師として心身を整える技術を磨き、コーチとして目標達成をサポート。元プログラマーならではの論理的視点で、夢を現実に変える方法を伝えます。

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